mediologic

メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

"Communication Planning/Communication Design"の定義(Wikipedia)

Communication Planing - Wikipedia を訳してみた。

コミュニケーションプラニングは ターゲットオーディエンスにリーチするためのマーケティングコミュニケーションの手法(芸術科学)であり、広告、PR、イベント、ダイレクトメールなどが含まれる。誰がターゲットで、いつ、どんなメッセージをどのように届けるかによってその手法が決定づけられる。

コミュニケーションプランはプロジェクトの継続中、諸々のコミュニケーション施策やスポンサーシップ施策の指針として利用する。またこのプランは固定化されたものではなく常に機能するものとして、オーディエンスのニーズの変化に応じて常にアップデートされる。なので、次のようなものが記述されているものとなる:適切な情報伝達者 communicator から適切なオーディエンスへ、適切なチャネルを通じて、適切なタイミングで、適切なメッセージをどのように届けるか。 これはコミュニケーションにおける6つの基本的な要素で説明される: 情報伝達者 communicator, メッセージ message, コミュ二ーションのチャネル communication channel, 反応・フィードバックのメカニズム feedback mechanism, 情報受信者/オーディエンス receiver/audience, そして時間 time frame.

コミュニケーションプランには次の要素が含まれていなければならない: 誰に?“Who” - ターゲットオーディエンスは誰か? 何を?“What” – はっきりと伝えたいキーメッセージは何か? いつ?“When” – タイミング。それぞれのメッセージがもっとも適切に受け止めてもらえるタイミング。 どうして?“Why” – 期待される成果。 どのように?“How” - コミュニケーションのビークル(どのようにメッセージを届けるか) 誰によって?“By whom” - 情報発信者 the sender (誰が情報を届けるか。そしてなぜその人を選んだのか)

代理店やPR会社、広告やメディア業界関係企業は上記のような能力が求められている。

↑ の記述を読めばわかるように、Communication Planning というのはいわゆる”クリエイティブ”の仕事ではなく、もっと俯瞰的な仕事なのだ、と思う。アウトプット以前の俯瞰図が描けるかどうか。