Googleが現在開かれている”Google I/O”というデヴェロッパ向けイベントで、
Font Preview - Google Font Directory.
というのを発表。
これ、そうとうWebの世界を変えるんじゃないかと。
ご存知のようにWebサイトのフォントというのは、ブラウザによってサポートされているものに縛られる。なので、モリサワフォント的なものはもとより、対してその文章にあった”表現”としてのフォントを選ぶことができなかった。
以前、韓国のブログサービスのマネタイズの成功例として、「Web Fontの有料提供」というのがあった。
有償ながらブロガーが自分の好きなフォントを選べるというサービス。
ブログというのは当然文章自体がそのブロガーのキャラクターを表現しているものなのだから、その文章をもっとも表現するであろうフォントを選ぶだろう、という、なるほど!なサービスだった。
今回Googleが提供したサービスは、ブログのみならず、ニュースサイトなども含めて、ブラウザ内で”表現”される文章が多様で豊かになるに違いない。そして読みやすく。
Googleはいわゆる”表現”の領域においては弱いとおもわれがちだが、今回はWeb上でのエディトリアルデザインに、大きな影響を与えそうだ。
今は日本語フォントもないが、きっと将来的には、ユーザーやクリエイターが作ったフォント(User Generated Font? w )を互いに公開、シェアできるようにもなるのだろう。