Yahoo!がVerizonに買収されることがほぼ決定し、今に続くコンシューマサイドのインターネットの時代を作った「ポータル」が「モバイル」に取り込まれることがほんと象徴的な出来事・・・
90年代からネットの仕事に関わる自分としては、いやあ、時代のでっかい変化を感じます。
さて、nprのadtech関係の記事の中に、「あの人は今」的に、90年代一世を風靡したネットサービスのその後が書かれていましたので紹介。
最初に出てくるCompuServeなんかは日本の初期インターネットユーザーはお世話になったのではないでしょうか? 厳密にいうとインターネットサービスではなく昔のniftyのような「パソコン通信」ものだったわけですが、世界と繋がる感じを最も与えてくれたサービスでした。紆余曲折を経てAOLの一部となりその後消滅・・・
ProdigyはAT&Tになり、AltaVistaはYahoo!に買収されてるなど、、と考えると、20年ぐらいの単位で食うか食われるかが行われてきたようにも思えます。
NetScapeやIOCまでAOLが買っていたということを見ると、いかにAOLがイケイケドンドンな会社であったかということもわかります。
実際、Yahoo!は買収されてしまいましたが、AOLはいまだにWebサービスの買収を続けており、元Googleの北米広告担当トップでもあった、現AOLのトップ Tim Armstrongの手腕に脱帽です。
ところで、Yahoo!に買収されて消えていったGeocitiesですが、無料ホームページ制作サービスの走りで、CGMやUGCといったものができたキッカケのキッカケのサービスでした。なんとなくGeocitiesで作ったサイトってわかるんですが、なんと、どこの誰だかわかりませんが、自分のサイトを「Geocitiesっぽく」変換してくれるサイトを作ってくれています(笑
ぜひ、適当にURLをつっこんでください。当時のインターネットへの郷愁を誘うページヘと変換されます。
History of the Internet (English Edition)
- 作者: Michael Robinson
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
[宣伝]
上記のような国内外のマーケティング、スタートアップ、新ビジネス、マーケティングのニュース、コラムetcを共有している有料サロン" を運営しています。ご興味ある方は以下からどうぞ。