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メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

「マーケティング」と「広告」と「コミュニケーションプランニング」と。

昨日、元赤坂で某ミーティングをしていた後、元博報堂の大先輩と話をしていて、自分の興味が、「広告」ではなく「マーケティング」に興味が膨らんでしまってここまで来ていることがわかった。

「マーケティング」を「広告」の観点から見ると、マーケティングの一部しか理解することはできなくって、「広告」を「マーケティング」の観点から見ると、広告は一部にしか過ぎない。(おもに海外の)「マーケティング」のテキストを見ると、いまではそこには、バイラルマーケティングも、PRも、ソーシャルメディアも普通に入ってる時代に来ている。

「マーケティング」の視点ではそれらも「内包」するが、「広告」の視点ではそれらは「外部」的なオプションにすぎない。「マーケティング」の視点で仕事をするか、「広告」の視点で仕事をするか、これは重要だ。

ひょっとすると、「コミュニケーションプランニング」は「広告」からの拡張ではなく、「マーケティング」の観点からのプランニングの手法だと考えがほうがより「広告」の呪縛から自由になるかもしれない。「広告」の観点はアウトプットや手法に重きが置かれてしまう、どうしても。一方で、「マーケティング」の観点は、「そこに課題ありき」だから。