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ブランドロイヤリティの段階

マーケティング研究メモ。

ブランドロイヤリティのレベルについて。 ※これを見たときに、facebookの「いいね!」がブランドに貢献しているのはどの段階なのか?を再び考えなおすキッカケになるはず。

上記は、Hallberg が60万人のコンシューマーへのインタビューをした結果によってまとめたチャート。

ー "No Presence"レベルのコンシューマは、そもそもブランドを知らないコンシューマでいかなるエモーショナルなロイヤリティもない。 ー "Presence"レベルのコンシューマは、ブランドを知ってるがエモーショナルなロイヤリティはごく小さい。 ー "Relevance and Performance"レベルのコンシューマでは、当該ブランドが彼らの欲求にあっていると認識されはじめる。 ー "Advantage"レベルのコンシューマでは、当該ブランドがもつある種の性格(attribution)が他よりもすぐれていると感じてる。 ー "Bonding"レベルのコンシューマでは、当該ブランドにはいくつものユニークな特質があると感じていて、そのブランドが好きだと意識できる。

※追記:ブランド論の視点の基本は、ブランド側ではなく、コンシューマ側のマインドの中で起こっていることとしてとらえること。上記の5段階も全てそう。ここを取り違えてはいけない。企業側がどう市場で優位のたつのか、という考え方ではない。コンシューマのマインドの中で優位なポジションにいるかどうか、それを目指す企業努力がブランディング、なのである。

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