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『デジタル時代のマーケティング戦略 | 企業に広がるインバウンドマーケティング 〜“顧客を邪魔しない”新しいマーケティングのあり方』

少し前の話になりますが、日立さんのオウンドメディア " Exective Foresight Online ” にて「インバウンドマーケティング」に関するインタビューがあり、三回に分けて掲載をされておりますので紹介しておきます。

 

『デジタル時代のマーケティング戦略 | 企業に広がるインバウンドマーケティング 〜“顧客を邪魔しない”新しいマーケティングのあり方〜』

第1回:なぜ今、注目を集めているのか?

第2回:成功の鍵を握る2つのアプローチ

第3回:定着に向けた課題と展望

この「顧客を邪魔しない」というアプローチは、従来の広告やマーケティングからすれば、「え?じゃあどうやってリーチするの?」と訝しがられることでもあり、かつマインドセットの転換を促すポイントになると思います。また、言い換えれば、「これまでの広告はお客さんの邪魔をしてたんですよ」ということでもあり。

実際、これほどまでに情報が大洪水を起こしている世の中において、いくら企業が広告で情報を流しても、昔のようにSOV(シェアオブボイス)を獲得することなんてできません。SOVは業界における広告量を分母にし自社の広告量を分子にした、自社の「メッセージ・声」の比率です。しかしながら、そのユーザーから見ればそもそも分母にあたる情報の量が増えてるわけですから、分子の数が変わらなかったら、リーチもできなければ耳に入ってくる事も当然できません(※「分母の変化」はあらゆる思考や戦略において重要だと思います。「分母の変化」は環境変化に等しいので)。

それゆえ、相手の課題に合わせた情報を提供する=邪魔をしないし、受け入れてもらえる、ことを目指す必要が、現在のマーケティングにはありますね。

 

上記リンク先、ぜひ一度お読み下さい。

 

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