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メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

キーワードは resonance

resonance 反響・共鳴。

これは Twitter をはじめとする、Social Mediaにおける広告・マーケティングのキーワードになるかもしれない。

TwitterのCOO、「Promoted Tweets」のビジネスモデルを語る

Dick Costlo へのCNETのインタビューで出てきたこの言葉は、つぶやきの拡がりというものをうまく表しているキーワード。

そして今回(全貌はみえてないが)明らかになった、Promoted Tweets というマーケティングサービスは、極めてネット的なもの。

たとえばGoogleの広告は、ユーザーの支持(クリック率)に応じてその順位が入れ替わる。 どうもこの Promoted Tweets もユーザーにどれだけ広められたかによってなんらかの変動が起きそうな仕組みを予想させる。

また、このPromoted Tweets は広告文を露出するサービスではなく、あくまでも企業の公式ツイートの一部を”読んでもらえるよう”にするためのもの。なので、きっと、公式認定をとったところしかできないだろうし、実際、公式ツイートを”汚したく”ない広告主にとっては、単なる煽りだけの”広告文”をPromoted Tweetsに出さないはず。よっていい感じにエコシステムが回るのじゃないか、と想定される。

そして、ユーザーによっての resonance がそのパフォーマンスの指標となるだろう。 きっとそれは、単なるRTの数のみならず、そこに埋め込まれたリンクへのクリック数などが加味された複数の組み合わせの指標となり、Social Media における、あらたなマーケティング指標になるかもしれない。