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メディアと広告とマーケティングと。

検索連動型広告は、今後テキストだけじゃなくなるとどうなる?

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■Yahoo、検索広告の注目度を高める新たな試み

これまで、検索連動型広告といえば、ユーザーが入力したキーワード(=つまり、ユーザーの興味)とマッチングしてるから、イメージなどがなくても、テキストだけで充分機能する広告なのだ、としてやってきたわけだが、どうもこれからはその頑なな主張も変わっていきそうだ。

もちろんユーザーからすれば、自分の欲しい情報と関連するのであればイメージ広告であってもいいはずだし、記事中にもあるようにこれといってすばらしいアイデアというわけでもない。しかしながら、それならもっと以前からやっていてもいいんじゃないかと思うわけだが、やはり景気後退というタイミングでは、収益につながるがこれまで躊躇していたような仕様・案件のトライアルが行われるというわけか。

さて、懸念事項としては、画像やブランドアイコン、動画などが検索結果といっしょに表示されればそれは、検索結果ページのクラッター化である。最初はユーザーにも注目してもらえるだろうが、画像が増えていってしまえば、トラディショナルな広告が踏んできた道と同じように「目に入ってるけど見られてない」ような状況も出てくることは否めないだろう(もちろん、それでも検索連動型広告はトラディショナルな広告とは比べ物にならないぐらいの細やかなターゲティングと購買プロセスに近いところにいるユーザーを集められるので効果は相当高いだろうが)。

加えて、(特に日本市場では)このような新たなアイテムが出てくることによって、自分たちで検索連動型広告を管理しているような広告主はともかく、代理店にとっては新たな負荷がかかることも間違いない。管理・運用するアイテムが、キーワード、広告テキスト、入札金額、クリックのみならず、(もしかすると膨大な量の)画像etcまで増えてしまう一方、それらを扱うからといって代理店の手数料収入が増えるようなことはなかなか難しいだろうから。

なので、検索連動型広告に画像、アイコン、動画などが出てくるようなことになれば、この数年で構築されたエコシステムにとって多少なりとも環境変化をもたらすものになるかもしれない、と思う。