■[WSJ] 「ボタンを消せ」――Appleのジョブズ氏が追求する命題 - ITmedia News
“ユーザーは多くの場合、Appleのデザイン上の方向転換にすぐに適応するようだ。同社が2001年後半にiPodを投入したとき、最も多かったテクニカルサポートへの質問は電源の入れ方についてのものだったと、ある元Apple幹部は言う。iPodにははっきりと分かる電源ボタンがなかった。
結局ユーザーがiPodの操作に慣れるにつれ、混乱は収まったとこの幹部は話す。”
ユーザビリティとは、ユーザーの「今現在」の理解・慣れだけでなく、将来に渡って学んでいくユーザーの理解・慣れ、まで視野に入れたものでなければならない。
ヒューリスティック heuristic なアプローチ、というものを、Webデザイン、工業デザインなどの、ユーザーインターフェース制作者は理解しておかないと。
現時点でユーザーがわからないデザイン、というものと、デザイナーのひとりよがりによるデザインというのは大きく違うものなのだ。