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メディアと広告とマーケティングと。

7/9、朝日新聞社のイベントに登壇します→「朝日メディアフォーラム」〜コンテンツ&コミュニティ

 最近イベント登壇はほとんどしてなかったのですが、7月入って2本ほど立て続けにありまして、そのうちの一本をご紹介させてください。

pot.asahi.com

 

 上記、朝日新聞社様のイベントにて、「コミュニティ」をテーマにしたパネルディスカッションでモデレータを務めさせていただきます。

登壇者は、

 

花王 デジタルマーケティング部コミュニケーション企画室室長 板橋万里子さん

キリン デジタルマーケティング部 加藤美侑さん

パラレルマーケター・エバンジェリスト:小島英揮さん

朝日新聞社 総合プロデュース室 三橋有斗さん

 

です。高広のほうで人選も含めて企画させていただきました。

 

 この朝日新聞社様の「ポトフ」というプロジェクトは、マスメディアとして新聞を展開し、そしてネット上でも幅広い読者層に向けて asahi.com を展開していた同社における、メディア事業の新しい挑戦と位置づけられてます。

 「マス」という層ではなく、例えば「トライブ」や「スモールマス」と言われる、同じ興味関心で集まる集団に向けたメディアを次から次へと立ち上げていくというのがこのプロジェクト。このプロジェクトの立ち上げや事業モデルについてのお手伝いをしている経緯もあり、自らも登壇という機会をいただくことになったわけです。

 さて、メディア事業者において「コンテンツ」というのはピンと来るかもしれませんが、「なぜコミュニティ?」と思われた方もいるかもしれません。例えばFacebookTwitterのようにリアルの人間関係+αのソーシャルグラフをもとにしたコミュニティや、あるいはいわゆるコミュニティ的なサイトと比べれば、「朝日新聞」のような「パブリッシャがコミュニティを語る」というのは頭の中で「?」がたくさん出てくるかもしれない。

 ここで「メディア」というもの、特に「パブリッシャー」と呼ばれる何らかのコンテンツを”パブリッシュ”しているという存在は、そのコンテンツを持ってしてその内容に興味を持つ人を集めることができるという機能をもっているわけですよ。ここ重要。で、そのコンテンツによって人々の間での話のネタ・話題を作るという「コミュニティ」のサポートをしていると思うんですよね。それを「マス」という単位からより小さい単位の集団に提供していく・・・ということをあの朝日新聞社が行うところが面白いと思いませんか?

 こうした「メディア」と「コミュニティ」の関係については、知人の境治さんも同様に次の文章で述べてらっしゃいます。

 

www.huffingtonpost.jp

 

※「メディアとはコミュニティ、ないしはコミュニティの生成装置」なのだと考えれば、スポンサードコンテンツやネイティブ広告といったものがもたらす価値が従来の広告とは違うということもなんとなくわかってもらえるんじゃないでしょうか。

 

 というわけで、メディア/コミュニティ/コンテンツそして広告やマーケティングに関する話をパネルディスカッションでいたしますので、ぜひ上記イベントに足を運んでいただければと思います。

 ちなみに広告主・広告代理店・PR会社限定イベントです。

 

 

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に

 

 

 

 

Googleが広告関係プラットフォームをリブランディング

 

GoogleAdWords公式ブログによると、広告関係プラットフォームがリブランドされ、それぞれのネーミングが変更になるとのこと。

 

Inside AdWords: Introducing simpler brands and solutions for advertisers and publishers

 

 

Google AdWords > Google Ads

DoubleClick + Google Analytics 360 Suite > Google Marketing Platform

DoubleClick for Publisher + DoubleClick Ad Exchange > Google Ad Manager

 

AdobeがTubeMogulを買い Adobe Advertising Cloudになったり、広告ではないが、SilverpopというMAはIBMに買収されて IBM Watson Campaign Automationとなったり、広告・マーケティングプラットフォーム業界は買収とリブランドがこの数年多い。

Googleがこのタイミングでプラットフォームのリブランドを行うのも、こうした流れの中でブランドをまとめたかったからな気がする。

 

個人的に目を引いたのは Google Ad Manger。

 

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「イチロー、未だに英語でしゃべらないじゃない?」というある女性の一言から学ぶこと

イチローマリナーズに戻ってくるということが話題。

もちろんマリナーズの公式facebookページでもそのニュースが出て、それにファンたちがコメントを付けてる。

 

www.facebook.com

 

中には、「約8000万円+出来高の契約金はマリナーズにとっても無駄」というコメントや「いやいや彼のプレーに対する態度などを若者が見習こと考えると安すぎるよ。メンターとしても素晴らしいんだから」というコメントもあり、イチローに対する現地の人達の様々な意見が読めておもしろい。

その中に(イチローは契約金分の価値はないの文脈の流れで)、

イチロー、19年も米国いるのにインタービューで未だに英語をしゃべらないじゃない?」

というある女性のコメントがあり、それが少し炎上気味になっていた。

 

f:id:noritakahiro:20180309123419p:plain

とこんな感じで、

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ソーシャルメディアが普及すると検索エンジンなんて死ぬ?っていう話あったよな

先日出たこの覆面の記事内容はすこぶる良くって、結構本質的なところを、インフルエンサーマーケティングソーシャルメディアと検索について語ってるなと。

 

marketeer.jp

 

このインタビューされてる当人は知人で、彼とやりとりしたときの僕らの共通見解は「ソーシャルメディアが普及すると検索行動も増える」というもの。

この考え方について整理をすると、

がまずある。これ自身が「えー、そうなのかな?」と思う言説ではあるんだが、その前に「検索する」という行動について考えてみる。

jp.techcrunch.com

二年前に上のような記事が出て、「Google検索って減る」ってまことしやかに言われていたものの、GENKING氏自体もinstgramで「検索する」という行為はしていたわけで。

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この春より、社会情報大学院大学の客員教授に就任いたします。

この度ご縁が有りまして、2018年4月より事業構想大学院大学の姉妹機関、社会情報大学院大学客員教授を拝命し就任させていただくことなりました(※2018/1/24現在・まだ教員ページには掲載されておりません)

www.mics.ac.jp

社会情報大学院大学は広報と情報の専門職大学院で、主に社会人向けた教育機関となっています。

まだ開校して間もないですが、すでに様々な実務者や研究者による特別講座も多数開かれているなど、アグレッシブな展開をしています。

私の担当は”ICTと広報”のゼミとなっていますが、社会人大学院生の興味・研究範囲は広いと考えており、例えば、ゼミ紹介のドラフトでは、

情報技術・メディア環境が急激に変化し、それに伴いステークホルダーも多面的に変化します。こうした新しい時代のコーポレートコミュニケーション、広報・マーケティングコミュニケーションを、メディア、コンテクストなど 様々な側面から一緒に考えましょう。

と言ったことを書いておきました。

実際には、“デジタル技術による情報行動・消費者行動の変化がもたらす企業コミュニケーションのあり方”を追求するのがコアとなるでしょう。

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