■ ヤフー、広告を一般から公募~投稿作品をサイトで公開 (U.S. FrontLine)
米国Yahoo! がデザインスクールなども巻き込んでCMを一般公募。投稿作品は、video.yahoo.com にて公開される予定。
とのこと。
Consumer Generated Contents が注目され、Youtube が大きなトラフィックを集めるにつれ、「素人投稿映像」がその実力と本質以上の期待値が高まっている。
以前、VWのPolo や iPod の unauthorized advertising が話題になったが、これら映像が出現したのはそのブランドへの愛情のようなものがベースにあるからであって、コンテストがあったから、とか金になるからとかそういう理由ではない。
つまり、「素人投稿モノ」を使ってキャンペーンを成功させるには、
1) ブランドへのロイヤリティやエンゲージメントがあること
2-1) 彼ら一般の消費者が投稿しやすい or 映像を作りやすい環境をつくること
2-2) あるいは、それらのメディアリテラシー(この場合映像制作能力)が高い人々を対象とすること
3) それらによって集められたコンテンツが拡がりやすいプラットフォーム、シカケをつくること
といった条件が“最低限”必要なのである。
もし、Youtube や GoogleVideo を使って、とか、素人投稿というものをキャンペーンに組み込むことを考えることがあったなら、この点をぜひ留意点にして欲しい。