最近、過去・現在問わず、何かを成した人の残した言葉やインタビューを読むことにハマっているのですが、先日京都は洛東にある金地院の東照宮にあった家康の残した言葉。
一、人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
一、不自由を常と思えば不足なし、心にのぞみ起こらば困窮したる時を思いだすべし。
一、堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
一、勝つことばかり知り、負くること知らざれば、害その身に至る。
一、己を責めて、人を責むるな。
一、及ばざるは過ぎたるに勝れり。
ちなみに、金地院は、小堀遠州の残した茶室や「鶴亀の庭」、長谷川等伯の「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」がある、京都の名所としてはマイナーながらも超・穴場的名所です。