mediologic

メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

T部長、クロスメディアドラマはじめる

『電波少年』などで知られる日テレの”T部長”こと土屋敏男プロデューサーが手がける、ブログ+ドラマの「クロスメディアドラマ」がこの金曜日からスタートしている。

話は、“オキナワ■男■逃げた”のブログからスタートし、ドラマへと展開するらしい。

詳細はコチラ

発表によると、「地上波放送、ワンセグ、ホームページ、第2日本テレビ、モバイルサイトなど、日本テレビのあらゆるメディアを活用」して、番組のブログに寄せられたコメントで話を変化させる、という目論見も。

提供はNECで、ブログにはNECの携帯電話 N905i で撮影された動画メッセージが掲載されるというプロダクトプレースメントも行われる。

クロスメディア、という企画・シカケ自体は、大掛かりなものの、「新しくはない」中、やっぱり視聴者を沸かせるストーリーかどうか、ってことが一番大事な気がするので、「シカケほどじゃないなあ」ってならないように期待。

ところで、一番大事なことは、“ユーザーにとっての利便性”の部分だと思うし、例えばドラマを見逃したユーザーがちゃんと後日見れるようなことだとか思うんだけど、そういうのって概してこういう企画に抜け落ちてるよね。

どれだけテクノロジーやメディアを使いこなしたって、「ユーザー主導」というコトバの意味を「ユーザー参加」と捉えるだけでなく、「ユーザーの利便性を高める」という意味にもとらえるようにしないと、結局はユーザーからそっぽ向かれるものなんだけど。



[ クロスメディア ]に関してWebで検索
する