「ソーシャル」という罠 —プライバシーが消えてゆく« WIRED.jp. という ANDREW KEEN のコラムに対し、クロスレビューということで、湯川鶴章さん、池田純一さんとともにレビュワーに加えていただきました。
かねてより、ツイート他でも言及しているように、僕は「ソーシャルメディア」がもたらすものが、一方で「happy surprise」でありながら、負の部分も拡張するはずだと考えています。
今回は、ANDREW KEEN の文章が(おそらくわざと)「ソーシャル」に対して相当ネガティブな内容になっているので、そこから一歩引いて、「功罪」両面を拡張するというコメントを寄せました。
また文章内に社会心理学者や思想家の名前、および映画のタイトルが入っているのは WIRED っぽい文章を意識しています。94年に”こばへん”によって世に出された初代日本版WIREDやSTUDIOVOICEに触れていた自分にとっては、ペダンティックな知のエンターテイメント的要素とデジタルが出会うところにこの雑誌の面白さがあると思っているので。
では僕の文章はこちらからどうぞ。