↓のようなニュースが駆け巡っています。
BMWがBE手法を見直し、やめる模様。
長年つきあってきた、Publicis グループの Fallon との関係解消したのも、こういうことか。
■BMW Backs Out of Branded Entertainment (MARKETING|VOX)
理由は、おそらく、「金額が高い」「飽きられている」「ふさわさしいクルマがない」というあたり。
ただし、「エンタメ的手法を用いたマーケティングは模索していく」とのこと。
ここがタカヒロ的にはポイント!
BEといえばやたらと映像的手法ばかりが注目されているが、"entertainment"の動詞="entertain"は「
(人を)もてなす」が原義。なので、マーケティングの世界にこの「もてなす」を持ち込んだのが、BEのいいところ。だから、BMWの今回のニュースの結果、entertainment的な手法、がなくなるわけではない。むしろ、映像のみならずいろんな手法が模索されることだろう。
この領域のパイオニアであるBMWの決定は、今後相当の影響を及ぼすように思われるけど、これはむしろ、いいことなんじゃないでしょうか? ”BE”ってコトバで縛られた”entertainment的な手法を用いたマーケティング手法=消費者をもてなすマーケティング手法”の見直しってことで。