mediologic

メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

AISASでは時代に即したプランニングはできない、かも。

プランナー/マーケッターの方々に提案します。

AISASについて、なんとなく時代と自分自身のプラニングと合わないなあ、と少し違和感を感じていた私ですが、ふと閃きました。

AISASではなく、IASASことが正しいプラニングを導くのだと。

ご存知のように、

A: Attention
I: Interest
S: Search
A: Action
S: Share

なわけですが、違和感の理由が、Attention が最初に来ていることだということが判明。

これは、「マス広告でAttention」という思い込みが世の中的にあることからこうなってしまったように思います。

Webサイトや、フリーペーパー、あるいはTVのタイム枠やブランデッドエンターテイメント、戦略的PRなどといったものは、実は消費者の「interest」の塊・対象を作ることであって、その中で商品の方法をしかけ、まず「interest」を醸成することが大事なのではないかと思うわけです。

あ、ちょっと説明要かな。ここ。

商品へのAttentionとInterestを作る、ではなく、消費者が Interest を持つ場所に Attention のを起こすものを置く、あるいは、その Interest が起こりやすい場所・きっかけ・環境を作ることが大事、ということです。

結果として、「interest」があるから、TVCMも新聞広告も「あ、これ例のあれじゃん」と見るようになる。

つまり、

興味を持つ環境があるから、ふりむいてもくれるし、探してもくれる、ということです。

こうした、「interest」の起こる場所を作るか、探してくるか。
これは今の世の中だとあるし、できちゃう。

多分こうした「IASAS」な流れがプランニングの骨になるハズ。

話題になった SONYのBRAVIA も、ブログで「interest」を醸成したからこそ、CMが「Attention」として機能したのではないでしょうか。

ちなみにコチラも参考に、ぜひ。

■AISASはうそ?
■AIDMAの整理
■AIDMAの整理、その2