スタートアップにとって、プロダクトを売るための販売チャネルの獲得と、プロダクトを認知させるためのマーケティングコストはバカにならない。
とりわけ、マーケティングコストはPRなどを駆使して低減できればいいものの、なかなかそううまくはいかない。
ただ、販売チャネルとプロダクトの認知を両方共獲得できるプラットフォームがあるとしたら・・・
そう、Amazonってそういうところ。
なんと素晴らしいことに、Amazon.comでは Launchpad という名前で、スタートアップが自社のプロダクトをAmazonプラットフォーム内で売るためのプログラムを提供している。対象は Physical goods startup 、つまりソフトウェアやウェブサービスではなく、実際の「モノ」を売ってるスタートアップだ。
クラウドファンディングのようなプラットフォームを使いファンドレイズできたとしても、実際のビジネスは「売る」ことからしか始まらない。Amazonのフルフィルメントまで使えるので、販売網は世界中ということになる。
VCやクラウドファンディングともパートナーシップを結んでいることや、面白いことに現在Amazonに参加しているベンダーであっても参加できるという。
日本は伝統的に「商社」がビジネスを海外に売り込んでくれるという流れがあったが、なかなかそれも難しくなっている状況の中、日本のスタートアップもAmazon Launchpadを使って、最初からグローバルを目指してみるのはどうだろうか?
上記のような国内外のスタートアップ、新ビジネス、広告・マーケティングのニュース、コラムetcを共有している有料サロン" mediologic.com/unlearning"を運営しています。ご興味ある方は以下からどうぞ。