■電通 インタラクティブメディア業務 月間売上高(単体)推移(2005年12月~2006年12月) - 1 / 1 | エキサイト ウェブアド タイムス
面白いデータがありましたので。
これを見る限り、電通のインタラクティブメディア領域の売上状況は順調とはいえないだろう。月次での売上の波があるが、これはこれまでの既存広告メディアの需要期(新生活向けの広告需要が増える3月、ボーナス商戦の6月など)と連動しているように見受けられる。おそらくこれは博報堂も似たような状況だと思うのだが、既存広告代理店におけるインタラクティブメディアの扱いが、こうした傾向で進むのであれば、新しいメディアの出現の結果、新しい広告主・新しい広告ビジネスをつかまえ、生み出すことはなく、既存広告売上の一部のリプレイスにすぎず、インタラクティブ領域を伸ばすことにはならないだろう。
ちなみに、オプトあたりの決算と見比べると構造の違いが見えて面白いので、一度見てみてください。