■電子ブックFlipBook、3年後に2000万人ユーザー獲得を狙う(@IT)
電子ブックといえばシャープのザウルスやNECが開発した独自デバイスなどを思い出すが、ネット、とくに常時接続・ブロードバンド環境の整備よって、その流れはPCの世界に落ち着いた。
電子ブックプラットフォームとしては" Zinio " が非常によくできていると思うのだが、日本でも FlipBook がサービスをスタートした。
そしてなんと、このサービスの主な収益モデルが広告収入なのだという。
見開き1ページで200万程度。
高っ。
3年後に2000万人ユーザーという目標らしいが、もちろん各本の読者数なんて対した数ではないだろうに。そうとう強気の料金設定なので、どうなのでしょう。。。
ちなみに過去の電子ブックはコンテンツ収益モデルだからうまくいかなかった、という見方が主流。
岡田社長によれば、
文字や写真などの静止コンテンツに、動画や音楽を乗せ、表現力豊かなコンテンツを展開するには、ページによるインターフェイスが必要だと岡崎氏は言う。「実際、Webで成功した事業は、eBayやGoogleなどサービス事業が主体で、コンテンツビジネスではない」。
。。。。。。。。。。。。。。。。
ええ、確かにコンテンツビジネスではないですが、同時にコンテンツのよって人を集めているモデルでもないです(まぁなにをもってコンテンツというかは別ですが)。
PCであっても「見開き」の広告なので表現力があり、高い広告収入を見込める、とのことのようだが、果たして。。。。
ちなみに住商セメントシステムという「え?」っておもうところも同様の仕組みを開発してます。こちらのウリは、「紙のログ解析」...。読まれなかったら解析もできんよ...。