これ、面白い本ですわ。
検索バカ (朝日新書 140)
posted with amazlet at 08.10.20
藤原 智美 朝日新聞出版 売り上げランキング: 3576
おすすめ度の平均:
私も直ぐに「ググって」しまいます。 社会への検証 失われる「思索」、貧弱な言葉検索連動型広告関係の仕事してる人って(あくまでも個人的実感ですが、業界関係者と飲んでいても共感される話題でもある)、なんか考え方が狭い人が多い。一緒に仕事してても、その狭い頭の中で考えられた世界が彼の世界なもんだから、他を認めなかったり、広い視野で、とか、もっと上位レイヤーの物事を理解できなかったり。想像力が欠如してるっていうか。
ついちょっと前にもある知人と話をしていたんだけれども、「広告全体を理解している人が検索連動型広告を理解することはできるんだけど、検索連動型広告側から広告全体を理解することの難しさ」について。
なんかそれは、検索という行動が、「答えを求める行動」だからであって、これはいわゆる戦後の記憶力重視型教育と同じように、答えがあることが前提であるかのように行動しているのじゃないかと。
つまり、「検索バカ」というのは想像力が欠如して、答えがないと動けない人のこととも言えるんじゃないかな、とたまには文明批評めいたことも書いてみる(笑。
でもね、ほんとすべての人がそうではないし、優秀な人も多いだけど、「検索バカ」とか「検索連動型広告バカ」な人はほんとに視野が狭い人が多いとは思うよ。そういう人に限って自分は優秀で世の中よく見えてるって思うから、やっかいなんだけど。。。