昔僕も在籍していた田町系広告会社のマス広告⇒インタラクティブクリエイターのエントリ。
マス広告とインタラの世界はいったい何が違うのかを的確に書いています。こういう人が出てくるということはいいことです。
しかしながら時間かかりすぎたよね。インタラクティブ局がお取りつぶしになって何年ぐらいだっけ。あの時代はインタラクティブ領域暗黒時代だったよなあ。あとわけわからん人も増えたしな。僕が辞める直前に、当時の局で一緒だった後輩が辞める辞めないって話をしていて、急に新しい上司に「バナー広告でカンヌをとれ」って言われて辞めることを決めたとかいってたっけ。
なんか、インタラクティブ領域の本質的な面白さと難しさを知らずに「わかったふりして」語ってしまう人、なんてのは非常にお寒い。時代にもっとも取り残されてしまうのはこういう人。なぜなら新しいことを受け入れようとしないから。
その点このエントリを書いた人は、わかろうと努力しているし、かつ楽しんでいる。こういう人がいるってことは捨てたもんじゃない。
ただ、やっぱりほんとに遅かったね。すでに僕自身「代理店側」に愛想をつかして二つの大手と呼ばれる代理店辞めちゃったわけで、“そっち”にはいないので、僕が得てきたナレッジやスキルを共有できるor教える機会はまったく持ってこなかったし。
まぁ、あとは広告代理店にとって、こういう良さげな人材に手厚くできるかどうか、だな。えてしてこういう人々は会社に愛想つかして辞める傾向にあるので。
あ、そうか、そういう人々集めて会社作ればいいか(笑)。僕は今の会社が面白いので、出資して株主的立場で参加したらいいかな(^^;;;
テレビが出てきた頃も、テレビは「新しいメディア」だったわけで、それを定着させるための努力は相当のものだった。だからこそ今,広告の先人たちのストーリーを読もう!