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既存事業から次の事業のコアコンピタンスを見つける。

■富士フイルム、アンチエイジング化粧品CMに大物2人 - asahi.com

なぜ、富士フィルムが化粧品?

と、思うけれども、ご存知のようにデジタルカメラが普及しフィルム事業が縮小、またデジタルカメラ本体についても、携帯電話のカメラも高画質化が進み、先行き不透明な中、自社のコアコンピタンスを生かした事業が化粧品事業ということ。

「写真フィルムと人間の肌はともにコラーゲンが主成分で、フィルムの色あせ防止で培った化学技術を肌のしみ防止などに応用しているという。」

と同記事内にあるように、写真フィルムのテクノロジーを生かした新事業らしい。

確かに富士フィルムにとって、“フィルム”は得意分野だったわけだが、次につながる事業のコアコンピタンスが衰退傾向にある既存事業の中にあったわけだから、事業を還元的に見直すというケースを教えてくれているのかも。