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変化の時期の組織とリーダー(日経朝刊連載よりメモ)

日経新聞11/25朝刊、シリーズ「働くニホン~現場発」第7部 立ち向かう組織4より。

カルチュア・コンビニエンス・クラブの最高執行責任者柴田励司(46)のエピソード。

・直属の部下全員と毎日5分以上話すルールを自らに課した。
・「信頼は共有した時間の絶対量で決まる」

メーカーズシャツ鎌倉の貞末良雄(68)創業会長のエピソード。

ヴァンジャケットなど破綻への道をたどった複数の会社を渡り歩いた。
・成長が鈍化した途端、目標を見失い迷走する組織を目の当たりに。
・軌道修正を求める意見を出したが、“異論”が認められなかった。
・今は若手にも企画を任せ、変化を恐れないような仕組みを社内に。

パナソニック/松下電器のエピソード。

・松下幸之助は1930年代の恐慌期に他社が解雇や減産に走った中、ラジオ事業の進出に巨額投資し成功。
・今度は、現社長大坪文雄による、充電池の世界首位獲得のため三洋電機買収。

日産カルロス・ゴーン社長。

・単一の文化で組織を染め上げるのは危険。
・「危機の時こそ、多様な人材が集まるチームが強い」


→“異論”の掘り起こし。
→変化の流れを誤ればたちまち沈む
→違う価値観や発想を集めるだけでなく、それらをまとめ練り上げ、変化に立ち向かうことができるリーダーの存在が組織を強くする。