mediologic

メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

モーニング娘。と Branded Entertainment

さて、BMWがBranded Entertainmentやめる、とかなってるけど、エンタメ手法ではまだまだ色々できるはず。その一例。

■モーニング娘。文化祭
~熱っちい地球を冷ますんだっ。20XX年 地球大温暖化。どうする日本!どうするあなた!

これ、地球温暖化防止キャンペーンの一環。なるほど、やるね。うまい。

さて。

「いい」(?)エンタメ・コンテンツ」作れば人が集まる、と思ってる人、そこ座りなさい。

で、「いい」って何よ?

「いい」ってのは誰にとって「いい」わけ?

結局さ、「いい」ってのは見られないとダメなわけよ、結局さ。

で「いい」かどうかなんて、コンテンツに触れないとわからないわけだから、「いい」ってのは二次的なもん(=コンテンツに触れてもらってやっと生まれる感情)で、クチコミは期待できるかどうかわからんが、それ自体が集客にはならんのよ。

で、これは、「モーニング娘。」で集客してる。

つ・ま・り、ターゲットが集まるような「外面」が必要なんであって、いくら中身が「いい」もんでも見られません。

よくあるでしょ、「いい映画なんだけど見られてない映画」って。それと一緒。

なので、タレント使えばそれで解決、ではないけれども、集客面も考えられて、織り込まれていること、が Branded Entertainment 手法には必要なのさ。

BEやって、かつ集客のための広告もらおう、なんて甘いこと考えてちゃあアカンでしょう。

むしろそのコンテンツ自体が、PRできるパワーと、パブリシティにのるために何やるか?

ここ重要です。