■ITmedia News：ウィジェット人気に広告業界も注目
今から何年も前、日産自動車さんに提案した案にあったのは、「ブラウザ内で見られるものだけをインターネットを使ったマーケティングツールと考えないようにしよう。それはネットの可能性を矮小化するから」というコンセプトをもって提案された『日産デスクトップツール』だった（いまは第３弾となっている）。
このとき、理解を示していただいたのは、当時務めていた会社の社内以上に、広告主サイドであった。
デスクトップツールは、ブラウザを閉じた消費者との接点だし、ネット上のサーバーに読みに行く仕様もラクなので、常に最新情報を手に入れることができるため、非常に継続的なブランドロイヤリティ向上を目論めるのである。
ここのきて、ようやくＹ！（ＵＳ）のウィジェットが相当話題、というニュースが来たが、いずれにせよ、ネットの世界は「ブラウザ」という枠よりももっと広くて自由である、ということを確認・再確認しておいていただきたい。
