日本でもファンの多いキャロウェイゴルフのサイトが時代に合った感じになっているので注目しておきたい。
■Callaway Golf - Golf Company | Golf Equipment | Golf Clubs.
ページ下部の部分に注目。
facebook, Twitter, YouTube, Pinterest, Instagram からフィードされたコンテンツが並んでいるが、このようにソーシャルメディア上に流したコンテンツを自社サイトにも取り込んでいる事例はありそうでない。
きっとその背景には、「ソーシャルメディアはそこでコミュニティを作るためのもの」だとか、「ソーシャルメディアから本サイトへのトラフィックを得たい」と考えてるからではないだろうか。
キャロウェイの場合、このソーシャルメディア上のコンテンツをフィードしている部分のことを「コミュニティ」と呼んでいる。これまでオンライン上でのマーケティング目的の「コミュニティ」は企業が率先して作る感じがこれまであったが、もうそういう時代じゃない。企業がリードするものではなく、ユーザー(消費者)自身が自らコミュニティを形成している。ソーシャルメディアの出現でそれがますます加速されているのであり、企業側はそうしたコミュニティに「お邪魔する」という感覚を持たなければならないだろう。まさにキャロウェイもそれらの「コミュニティ」にコンテンツを出しているわけで、それらとまとめたコンテンツが「コミュニティ」と呼ばれるところにまとめられているのが非常に興味深い。