最近、「もう“その手”の仕事からは足を洗ったんです」と伝えてるにも関わらず、「いやプラニングの手法とか教えて欲しいんです」とか「あの企画はどうして流行ったんですか?」とか「対談お願いします」とかくる「クチコミ」ネタ。
いやあ、流行なんですかね。
で、
■アサツー ディ・ケイ、クチコミを活用した新たなプランニング手法「ADK WOM Planning Scheme(=ADKウォム・プランニングスキーム)」を業界で初めて開発
ついにADKさんもこんなのを出してきましたか。
でも、他の競合社も「クチコミビジネスやります!」といっていろんなリリースや提携話でにぎやかだけれども、その中で一番マシ。
なぜなら、システムに頼ってないから。
そもそもクチコミというのは「それをどう起こすのか?」がキモであって、「ブログのTBとかコメントとかで分析します!」ってのは結局は「クチコミが起こった後」の話であって、そんなもん広告会社がやる仕事(=僕は広告会社の仕事は「認識を変える仕事」だと思っている)じゃあないんじゃないかな(あるいは広告会社の仕事の中では、ポスト調査なので最後の仕事)。
そんな中、ADKさんのこのリリースは、システムに頼ってない(頼れなかった?)だけ、スキームをうまく作っているように見える。
当然、絵に描いた餅、になったらダメだけどね。
ま、とはいえ、「業界で初めて開発」とかいう言葉ってちょっと恥ずかしいよね。。。この言語感覚が時代感覚とのズレをちょっと感じさせますが。
初めてかどうか、はあんまり大事じゃない。ビジネスとしてうまくいくかどうか、のみ。