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やり方は、目を狙った”露出”だけではない〜サントリーの試み

宣伝会議ヘッドラインニュース(20100722より)

◆JR新橋駅のメロディーにサントリーCMソング JR新橋駅(東京都港区)の電車の発車メロディーとして、サントリーのCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」の音楽が流れ始めた。サントリーがジェイアール東日本企画に提案したもので、まず1カ月継続した後に長期的な展開を検討している。土地にちなんだ発車メロディーは他の駅にもあるが、企業との取り組みは初めて。「発車メロディー変更自体に伴う広告費は発生していないが、当社の交通広告として捉えている」とサントリー広報部は話している。

新橋というところがポイントか。

新橋といえばサラリーマンの「ソーシャルメディア」のプラットフォーム。 テレビ局でもよく酔っ払ったサラリーマンの撮影といえばここを使ってるぐらい、飲み屋のメッカである。 そこで、サントリーのCMソング。

すでにTVCMでの露出が結構あるので、音楽を聞いただけであの映像は思い浮かぶだろうし、それが新橋なものだから、耳に入ってきたらウィスキーやハイボールの想起が容易にできてしまう。

このTVCMの「映像イメージ」を音声で呼び起こすのは、ラジオなどでもその手法としてよく使われる「イメージトランスファー」というもの。 しかもそれを新橋という、非常に「飲み場コンテクスト」にあったところでやるわけだから、実際、飲用量が増えるかも。

1ヶ月の試みというがぜひこの効果、発表してほしい。。。 ※というか、聴きに伺うか。。。

あと、加えて、この提案を持ち込んだのが広告主側が媒体に、というのも注目したい、ところ。