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『考える練習』と『考えない練習』

考える、と、考えない。

この2つは全く逆のようで同じことなのだ、と最近思う。

ちゃんと”考える”ことは、”考えない”癖をつけることにもなるのだと。 考えるためには、考えない癖が必要。

過度な情報摂取は、リチャード・S・ワーマンが言うところの「情報不安症」に陥りがち。 かといって”情報を遮断する”となるとそれはそれで不都合があるのも今の世。 よくある、断捨離的な情報遮断をリコメンドする本や雑誌記事もあるが、それも過剰な反応。

バランスをとるためには、”データ”と”情報”を見極めるために、ちゃんと自分の頭で「考える/考えない」をすること。 「考える」癖ばかりつけるから情報不安になるのであって。情報を遮断しても「考える」癖が解消するわけではない。 それは情報がないから、「考える機会がない」だけであって。それは積極的に「考えない」ということではない。

なので、「考える練習」と「考えない練習」。 どちらも必要。

というわけでこの二冊:

考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル)考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル)
マリリン・バーンズ マーサ・ウェストン

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考えない練習考えない練習
小池 龍之介

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そして、情報不安を乗り越えるために:

情報選択の時代情報選択の時代
リチャード・S. ワーマン 松岡 正剛

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それは「情報」ではない。―無情報爆発時代を生き抜くためのコミュニケーション・デザインそれは「情報」ではない。―無情報爆発時代を生き抜くためのコミュニケーション・デザイン
リチャード・S. ワーマン 金井 哲夫

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