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TRONが公開された1982年: TRON LEGACYを観る前に重要。

つらつら

週末から『TRON:LEGACY』の公開が始まったので当時を調べてみた。 (この映画、前作を見てるかどうかで相当違うはず。28年を経た「続編」なので)

まずは史上初のCG映画『TRON』の予告編をどうぞ。

最初の一言が、"a computer: extention of human interaction" から始まる!

これ、見たことがない人は以下の情報を知った上で見ることをおすすめします。なんて想像力の映画なんだ!と思いますよ。

※最初の『TRON』を見るとそれぞれのキャラクターの関連性や何をしてるのかわからないと思いますが、この当時のコンピュータはOSも内蔵されてないし、一つ一つの作業をするのに毎度プログラムを入れなくちゃいけなかったり、という時代。なのでそれぞれの”プログラム”とそれの”ユーザー”の関係ががあったわけですね。で、企業などだとそれぞれの”端末”と中心となる”コンピューター(サーバーじゃないよ、「メインフレーム」)”がつながっていて、順次処理していくというものだったので、一つのデカいコンピュータを複数人で共有していた。だから一つのコンピュータの中に複数ユーザーの複数プログラムが”いっしょにいた”わけです。その中でプログラム同士が戦うというのが『TRON』。これを理解しているかどうかであの映画の見方が変わります。

※追記1220)TRON LEGACYで戦士がディスクを使ってるのは、前作のTRONの頃、フロッピーディスク普及前夜で当時最先端なストレージ技術が「ディスク」だったから。前作でディスクにユーザーからのプログラムやメッセージを受け取ってたのはそういうこと。あと当時フリスビーが流行っていたから。

僕がパソコンを使い始めたのはこの頃。 ※なのでもっとも初期の『デジタルネイティブ』かもねw

1982年を以下に振り返ってみましょう。 (※ちなみにMSXとファミリーコンピュータの発売は1983年)

公開年の1982年は、

2月/ ・コンパックが創業された(今はHPと合併し社名消滅) 4月/ ・アスキー「ログイン」創刊。パソコンゲーム誌として独走。 5月/ ・マイクロソフト。MS-DOS ver1.1をIBMに納品。320KBのFDDをサポート。 ・日本ソフトバンク、Oh!PC/Ph!MZ創刊。 7月/ ・シャープ、MZ-2000発売(RAM64KB/記憶装置はカセットデータレコーダー/グラフィック能力はオプションで640*200ドットで8色(ただし本体に10inchのグリーンモニター内蔵)/本体価格は218,000円) →BASICをカセットからロードしないと使えなかった。HDDとかなかったので本体内部からのOS起動じゃなかった時代) 10月/ ・NEC、PC-9801発売。RAMが128KBに。CPUは8086/5MHz。 →本体価格298,000円。カラーCRT(ディスプレイ)、外付けフロッピー、漢字ROMと、”使える”仕様にすると軽自動車が買えた。8インチの外付けFDDが40万円の時代。これを機にオフィスにパソコンが入りだし、日本製のオフィスソフトが普及する。 ・CDプレーヤー発売開始。SONYより。 →レーザーディスク(LD)は81年10月にパイオニアから発売されていた。 11月/ ・富士通、FM-7発売 ・シャープ、パソコンテレビX1発売。ハドソンのキャノンボールがブームに。

1982年~85年ごろのCMたちがYouTubeにあがってました。ぜひご覧ください。『TRON』と同時代のパソコンでこれですよ!

1982年に出たゲーム ・Vectrex(バンダイ『光速船』として翌年日本でも発売) ・ザクソン ・スーパーパックマン ・倉庫番 ・タイムパイロット ・ディグダグ ・ドンキーコングJR. ・バーガータイム ・プーヤン ・ペンゴ ・ポールポジション ・ポパイ(ゲームウォッチ) ・わが青春のアルカディア

1982年時点で設立されていたIT系および関連企業は、アスキー(77)、ソフトバンク(81)、ジャストシステム(81)。 (ちなみにニフティが86年、朝日ネットが90年、NTTデータが86年。 海外では、インテル(68)、マクロソフト(75)、アップルコンピュータ(76)、シーゲイト(79)、コンパック(82)、アドビシステムズ(82)、サンマイクロシステムズ(82)、ロータス(82)。

1982年、日本の映画ランキングは、 1/ブッシュマン 2/セーラー服と機関銃、燃える勇者 3/キャノンボール 4/ハイティーン・ブギ 5/ロッキー3 6/少林寺 7/大日本帝国 8/レイダース 9/機動戦士ガンダムIIIめぐりあい宇宙篇 10/ドラえもん のび太の大魔境

アメリカでは、 1/E.T. 2/トッツィー 3/愛と青春の旅だち 4/ロッキー3 5/ポーキーズ 6/スター・トレックII カーンの逆襲 7/48時間 8/ポルターガイスト 9/テキサス1の赤いバラ 10/アニー

アカデミー賞は『ガンジー』、ゴールデングローブ賞は『E.T.』、日本アカデミー賞・ブルーリボン賞の二冠に『蒲田行進曲』

キルスティン・ダンスト、藤原竜也、成宮寛貴、真木よう子、塚本高史、アン・ハサウェイ、加藤あい、瑛太、小栗旬が生まれた年ですと。

追記)横山隆治、社会人になる。