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Self-educating buyersという言葉を聞いたことはありますでしょうか?

おはようございます。

Self-educating buyersという言葉を聞いたことはありますでしょうか?

米国のマーケティングエージェンシーのファンダーであるTom Martinが、「今の時代はお客さんを教育し、説得する時代ではなく、お客さん側が購買前に自らを教育し、学んでいくのだ」ということを1ワードで表した言葉です。

二年前に彼が"Invisilble Sales"という本を出す直前に偶然あるカンファレンスで知り合い、その時に彼から直接聞いた言葉なのですが、時代を的確に表現していると思います。

なので最近のセミナーでは、かならずといっていいほど使ってる言葉です。

ちなみに彼は別の表現も使っていて、それは”Aikido Selling"という言葉。他のMartial Arts、つまり武術・格闘技は自分から仕掛けていくけれども、合氣道の場合は相手の力を使って相手を倒すというもの。

この Self-educating buyers の時代に、企業側にとって購買者の動きが見えない部分があって、でもその時点においてもコンテンツなどで相手を引きつけるという invisible sale をしなければいけなくって、それを通じて相手がやってきたときに AIkido Selling をするというのが彼の考えです。

そのTim Martinのウェビナーが、Content Marketing Institute主催、 Act-onスポンサーで公開されています。

The Secret to connecting with Self-Educating-Buyers 英語の勉強がてらどうぞ。

※ちなみにAct-onは中小向けのマーケティングオートメーションで、HubSpotの競合に一番近いポジションです。

(こちらの投稿はこちらの有料サロンにて投稿したものの転載です。このような内容やマーケティングや広告やデジタル領域に関する情報やアイデアを日々提供しておりますのでご興味ある方はご参加ください。)

→ 高広伯彦のMEDIOLOGIC.COM/UNLEARNING (at Synapse)

photo credit: Ulaanbaatar, Mongolia via photopin (license)