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mediologic

メディアと広告とマーケティングと。

あのプロジェクトについて残念に思ったこと(個人的感想のピン止め

キャンペーン コミュニケーションプラニング/コミュニケーションデザイン

情報源: Here’s That Lexus Hoverboard Finally in Action

 

凄いプロジェクトだなと思うのと、ああやっぱりね、というがっかりの両方。

hoverboardから煙のようなものが出ている時点で、液体窒素使った超伝導実験か?と思ったけどやっぱりそうだった。浮いてるのはマイスナー効果の結果だし、これは川崎の東芝科学未来館で子どもたちに見せているものと同じ。つまりはプロスケーターが滑ってるのも自由にパークを滑ってるのではなく、ピン止め効果された板の上に乗っかっているということ。なのでパークそのものが偽物。

がっかり、の部分は、なにか新しいテクノロジーの結果として、Hoverboardを生み出したのかと思ったら、博物館の展示と同じやんけ、LEXUS/TOYOTAが新しい技術があったのかと思ったのに、というがっかり。

とはいえ、この規模で超伝導効果をつかったことを屋外でやろうとするのは相当大変だし、それをやりきったのは凄いなと思う。この点では凄いプロジェクトだ。

でもね、やっぱりがっかり。

ついにLEXUSがhoveboard作ったよ! っていうメッセージの裏に、なんら企業として開発した技術が背景がなく、既存の科学実験の延長線上。つまりは、キャンペーンのためだけに作られた「偽物のブランドキャンペーン」にすぎないと思うわけですよ。

例えば、どこかの研究所がやってるプロジェクトが素晴らしくてそこにLEXUSがスポンサードした、とか、LEXUS自身の技術のショーケースであればいいんだけど、そういうのと関係ないこういう映像って、キャンペーン的にバイラルを狙っただけのもののように思えて、実際には空虚だなあ、と。

ブランディングの観点からこういうプロジェクトを見た時に、「それって企業の技術が背景になくてもいいのかな?」ってね。

例)安川電機のBUSHIDO PROJECTなどは、非常に企業のもってる技術と密接に絡み合った企業ブランディングだと思うわけ。

そう「企業ブランディング」って、単に企業をかっこ良く見せるとか、バイラル動画を作るというだけでいいのか?っていうと当然否で、やはりある企業の持ってるものを、世の中にわかりやすい形で表現することなんじゃないかなあ。

と、LEXUSのHoverprojectと安川電機のBUSHIDO PROJECTを見比べて、改めて思うわけです。

あ、でも再度いいますが、Hoverprojectも相当大変だとおもいますよ、制作は。

ちなみに川崎の東芝未来科学館にいけば、超伝導についてコンパニオンのお姉さんがデモンストレーションをしてくれます。

東芝科学未来館サイエンスゾーン

超伝導ってなあに