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メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

2005年のTOPブランデッドエンタテインメントと2006年のメディアビジネス・広告ビジネス展望

2005と2006の話を、mediapost グループのオンライン業界メディアから。

■ Top Product Placements of '05

こうやって見ると、日本ではあまり知られてないのが上位にあがってますね。結局PPもそうだけど、最近はターゲティング/セグメンテーションを重視しているケースが増えているので、マスだからといって馬鹿でかい投網打つようなキャンペーンではなく、より適切な potentials に到達するようなことを目指してるんでしょう。結局、誰もが見た/誰もが知ってるキャンペーンってのは上位には上がってこない=効率が悪い?ってことかもね。

ちなみにこの上位10社を選んだのは、博報堂DYメディアパートナーズも提携している、アメリカの iTVX というPP/BEの調査会社。

続いて2006年の展望。

■ Memo From The Front: 2006: A Whole New Year
・・・・・。
1発目が、「30秒CMが終に死ぬ」。その他、「ブログがコミュニケーションをもっと変える」、「ワンストップ型のエージェンシーが台等する」(≠日本型総合広告代理店、という意味では決してない)、「ハリウッドが”Window”という考え方を捨てる...などなど。おーもしろーい。激動の2006年ですね。ほんとに変化の年になるでしょう。

他にも、

■ mermigas on media-The trends and issues likely to shape '06 biz
■ Plans for Interactive Media in 2006
■ 2006: Power Shift Leading To Revenge Of The Consumer
■ Media Chiefs Foresee More Online, More Integration In '06

あたりは、今年の展望を予測するのによい。日本でも1-2年で同様のことが起こるのでは?

あとプロダクトプレイスメントの進化と限界を知るには、この辺。
■ Product Placement No Longer Needs Physical Products
■ Advertising's Twilight Zone: Virtual Product Placement
■ When Product Placement Goes Too Far

あとこれは、Podcastingまわりの話にもつながりそうなニュートレンド。
■ Infiniti's New 30-Minute Ad Is Not An Infomercial

そしてやはりこの話。
■As 30-Second Spot Fades, What Advertisers Will Do Next

ああ、変化が起きる時代ってドキドキしますね。
こういったときこそコンサバではなく、ラディカル(=革新+進歩的に!過激にではないですよ)に行きたいものです。