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メディアと広告とマーケティングと。

PRとPR枠の違い

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■リリースポータルのNews2u.net、朝日新聞社のニュースサイト「アサヒ・コム」にコンテンツを提供開始 | 株式会社ニューズ・ツー・ユー | ニュースリリース ポータルサイト News2u.net

もう10年ほどの付き合いになる神原姉さんのニューズ・ツー・ユーが快挙。

この“快挙”についてちゃんと理解できる、ネット系PR屋さんがどのぐらいいるかはわからないんだけれども、逆に「ニュースリリースの媒体社への提供なんて普通にあるやん」ということで、たとえばこういうのとか思いつくかもしれない。

でね、ニューズ・ツー・ユー x asahi.com と後者の例との違いなんだけれども、これは、「コンテンツ提供」なのか、“メディアバイ”による「PR枠」なのか、の大きな違いなのだ。

上記した”後者”の例でいうと、よく見てもらえれば「PR枠」と書いてあり、まぁ新聞広告扱ったことある人ならわかると思うけれども、あくまでも「PR枠」というのは「広告枠」としてお金を媒体社に払って枠を獲得して書かれた「ペイドパブ」なのである。つまり、
編集権限直下ではなく、広告局が管理していたりする(※上記の例としてあげているリンク先の件、ほんとにペイドかどうかわからないけど、知ってる人がいたら教えてください。でも業界の慣習的にはペイドじゃなければPRと書かれていないはずと思うんだけど)

一方で、ニューズ・ツー・ユーのは、「コンテンツ提供」であり、ニューズ・ツー・ユー自身がasahi.comの枠を購入してリリースを流しているというわけではない。その点において”ホンモノのリリース集”ってことである。

まあ、新聞社サイトもお金をもらってリリースばかり集めたページを作ったほうが多少なりとも収益となるわけだけれども、その分”情報”としての良し悪しは目をつぶることになる。結果、こういった「ネットPR」という名の下で行われているものの多くは、「ネット系ペイドパブ」、つまり媒体社のサイトでペイ・パー・ポストやってるのと変わらないわけで。

広告主に、「PR枠という広告枠」にリリースが掲載されているのだ、ということが理解されているのであればまぁいいんだけれども、そうじゃないと、なんとなく広告主とメディアの読者をだましている気がして、なんか気分がよくないんだよね。そういうの。

とまあつらつらと書いたけれども、いや、まだそんなに年数たってない会社がasahi.comにコンテンツ提供って、なんかいい話だよな、と。そしてその背景にある、ペイド枠をネットPRって言ってる人たちのまがいもの加減もなんとなく気分悪いな、ということで。