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メディアと広告とマーケティングと。

電通、cciを完全子会社に TOB2月開始

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■電通、cciを完全子会社に TOB2月開始を発表:NIKKEI NET

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不思議なニュース。

「従来から取り組んできたメディアレップ事業を事業の中核に据えながら、高度なテクノロジーを基盤に、インターネット広告に関わるあらゆるサービスをワンストップで提供する「トータル・インタラクティブ・マーケティング・サービス・カンパニー」を目指し、さらにはインターネットの枠を超えた新しい時代のマルチプラットフォームでのマーケティング・サービスを創造することを経営方針に掲げております。 」

“正式に”電通傘下になったら、メディアレップとしての役割をどう保つのだろうか?それはエージェンシーレップであって、メディアレップではないのではないか?

「①世界初の「本格的アドマーケットプレイス」の提供企業となることを目指し、最先端のアドテクノロジー(広告技術)と広告キャンペーンデータ・ノウハウを駆使した「アドマーケットプレイス」を通じて、最適なメディアプランニングと効率的な広告取引プラットフォームを提供する。また、そこに必要なあらゆる機能を先んじて提供し、業界スタンダードとしての地位を早期に確立する。」

経験からいってここしばらくは目新しいアドテクノロジーは生まれない気がしている。むしろ既存テクノロジーの組み合わせによる新しい“アイデア”による広告ビジネスが生まれるのがこれから。
メディアプラニングはもちろん重要なテーマではあるものの、今およびこれから起こる、マーケティングの変化は従来のメディアプラニング的思考では解決できないサブジェクトがたくさん生まれており、これからも生まれてくる。その“変化”に対応できる仕組みかどうか、がキモ。
「メディアプラニング」と「広告取引プラットフォーム」の提供、というのはGoogle的な世界や湯川さんの本に踊らされてるような気がするのだが。ADGOGOの現状をどう反映し、かつ、ad market placeを効率的にまわすための広告インベントリーとセールスチャネルをどのように開発するのか。

「②グローバルレベルで最先端の「アドテクノロジー」を提供する企業を目指し、先進的アドテクノロジーを装備し、いかなる環境変化にも対応可能な「トータル・インタラクティブ・サービ ス・カンパニー」となる」

残念ながら、グローバルレベルでのアドテクノロジーを生み出すには、日本という環境は狭すぎる。それは人材面でも、人材の思考の枠組=スコープの面でも。

「③「アドマーケットプレイス」の成功に向けて「先端知の創造と共有集団」を目指し、グループ社員全員が最高度の情報感度と創造力を発揮するとともに、各人が得た先端知を共有化して企業価値の増大に結びつける、という三点を対象者グループの基本理念として掲げております。」

社員の育成は非常に重要なテーマ。この③は文章は難解だが、言いたいことはどこも陥ってる、というか業界的な課題。

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結論としては、業績が安定せず、株価低迷にあえぐ cci を市場にオープンな状態でおいておけば、電通本体の株価にも影響を及ぼす訳で、①~③のお題目以上に、“上場廃止”がリセッション期での電通グループ生き残り策として有効である、という判断だと思う。電通テックも過去に上場廃止になってたりするわけだが、やはり、広告ビジネスにおいてはやたら上場するものではない、ということか。

※よくよく考えてみたら、cci って「買い易い」時価総額になっていて、他から買われるのを防いだ?という見方もできるな。

先々にはopt他もあるのかな。