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組織の空気・構成と社内の人材のモノの見方は比例する (別題:環境が人を作る)

ここしばらく、小さい所帯の企業の経営者とか、以前いた会社の上司とか、いろんな人と食事をしたり、話をしたりする機会が多いのだけれども、組織が think small だったら、所属する人材も同様に think small になってしまうんだな、と。

モノの見方や考え方が、think big なのか、small なのかというのは、会社のサイズそのものとは比例しないんだけれども、その組織の持つ空気やら組織構成とは大きく比例するように実感している。

組織が自由快濶というか、組織としての考え方が big picture を描いているものだと、社員も think big な人々が多いし(※念のため書いておきますが、think big だから仕事が粗いとか、デカイことだけ言うとか、そういう相関関係はございませんので)。

一方で、組織の構成が、セクト的というか、細かくなって一つ一つのチームやら個人の役割を狭めてしまうと、当然考える範囲も smaller になるので、結局は社員自身の考え方も小さくなってしまう傾向がある。

なので組織運営のコツというのは、業務や人員が増えたとしても、それぞれの社員のフィールドを広げることをすることはしても、狭めることをしないということなのだろう。

会社組織も生き物なワケなので、健康体であるためには、のびのびとカラダを伸ばしたようなものがいいってことか。