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横文字拒否症は、学ぶ機会を捨ててるだけ

新しいキーワード

例えばマーケティングの世界で新しい言葉が出てきたとして、それが自分の中ですっと消化できないからといって、その言葉が無意味であるかのようなことをいう人って、そもそも「学ぶ」ってことをどう考えてるのか不思議である。そもそも自分にとっての新しい言葉との出会いから、その言葉の定義を知ること、背景を理解することによってこそ、「学ぶ」ことができるのであって、新しく出てきた言葉を自分が理解できないからといって「バズワード」として一蹴し、理解しようと努力をしようとしないのは、それは思考停止と言わざるを得ない。これは他人事ながら哀れである。

例えば、コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティング、ネイティブアドといった新しい言葉が、日本のみならず各国で注目されているのにはなんらかの文脈が存在するのであって、その文脈を理解することが、マーケティングトレンドを理解することになるのであって、なぜ今それが出てくるのか?を理解することについて、得こそあれ、何ら損は無いはず。上記のキーワードのみならず、外来語・横文字のマーケティング用語に拒否反応を示し、「また新たな横文字が出てきてよくわからない」とか理解しようとしない人は、すなわちなぜ「学ぶ」という姿勢を持とうとしないのか、むしろそのことがわからない。