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検索ボックスは“チャンネル”を選ぶ“リモコン”みたいなもの、という側面も

■asahi.com:検索キーワード首位は「ミクシィ」 2年連続 - 社会

ヤフーと楽天による07年の検索キーワード総合首位は「ミクシィ」。二位は「ユーチューブ」、三位が「2ちゃんねる」。

マーケティングや広告の世界では、検索キーワードの世界は消費者が何に興味を持っているのか?という "what's new?"を知るための手段として、「時事キーワード」が注目されることも多いが、上位キーワードが他の主要サイトということは、いわば検索ボックスが「チャンネル化」しているということだ。

なので、テレビのリモコンのボタンのように、ユーザーの頭の中には日常的に使うサイトのリストがメモライズされており、それをキーワードとして検索ボックスに打ち込み、各サイトへ飛んでいく、ということなのだろう。

以前は各ポータルで編集・編成されたのカテゴリーメニューが“チャンネル”だったわけだが、今はもうユーザーの頭の中で編集・編成された各サイト名の“キーワード・リスト”がカスタマイズ可能な“リモコン”として機能している、そんな気がした。