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mediologic

メディアと広告とマーケティングと。

日経のCMはどうして若者を低く見積もるのか?

つらつら

日経の「田中電子版」に思うこと。

このCMです。

日経はこれまでも「無知な若者に経済を教えてやろう」というフレームで広告してきた。今回が違うのは、これまでと比べてコミカルな路線になってるということ。

ただやはり、わかってない若者というステレオタイプを設定してクリエイティブを作ってるんだよね。

そして日経読んだらこうなります、的な。

特にその若者=わかってない加減が突出していたのがこのシリーズだったと思う。OA見るたびに気分が悪くなった。

日経としては、団塊の世代の定年退職が続き、購読を止める人が増えるからこそ、若い読者層を増やしたいというのはわかるんだけど、こうした「啓蒙」的なやり方では、ますます若い層がついてこない気がするのだ。なんか、若者をバカにしたCMにしか見えないんだよね、日経の広告って。

むしろ、日経が潜在読者層として狙うべきは、「わかってない若者」ではないと思う。つまり、広告で表現されているような若者はペルソナとしてもズレていて、もっと学習意欲の高い若者を意識すべきではないか?

いつまでも、バカな若者だって頭よくなります的な広告をやめて、路線変更しないと、ますます若者にそっぽ向かれるような気がしますよ。

特に本当に日経読みそうな若者に。

ところで、今までで、これはええやん、と思った日経のCMは、「やわらか経済News」のシリーズ

こんな感じで、経済情報を知ってると「!」が頭の中で起こるよ、といったメッセージはいいと思うんですが、なんで日経新聞のCMでの多くは、俺達はわかってる、わかってない若者たちよ、俺たちが教えてやる、という某ブロガーが好きそうな「上から目線問題」を孕んだクリエイティブになってしまうんでしょうね。

やはり、“文脈を読む”そして“文脈を創る”という点において、コンテクストプラニング的な考え方は必要だと思いました。

参考: コンテクストプランニングのための視点:4つのコンテクスト

もちろんこちらもぜひ。

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