mediologic

メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

文庫本をメディアにする広告メディア

■ブラジャケ BRAJACKET

無料配布する文庫本カバーを広告メディアに。
2年ぐらい前からあったのね、知らなかった。

基本はアドカードと一緒だけど、アドカードはカバンの中にしまわれるとパブリックな場所で再び目にされることはないけれど、文庫本カバーなら通勤・通学電車とかカフェとかでも目にされるしね。なのでどちらかというと、「本が読まれるような場所で visibility をあげたいというキャンペーンやブランド向け」のツールかな。

あとは、この「ブラジャケ」自体がどうやって手にとられるか?だね。
書店では普通文庫本にはカバーつけてくれるし(有隣堂では文庫本カバーを10色から選べる)、わざわざこの無料カバーをどうして手に入れるのか?
その理由作りには、設置場所とカバーをつけることによるエモーショナルなメリットが大事な気がする。

で、駅のポスターを配布場所にした「STATION BRAJACKET」というのも始まるらしい。これは文庫本が読まれるのが通勤・通学だから。コンタクトポイントとして非常に正しいよね。