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mediologic

メディアと広告とマーケティングと。

ドラッカー逝去、そしてGoogleがオフラインへ進出。「断絶の時代」、新しい時代への大きなモメント。

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“マネジメントを発明した男”P.F.ドラッカー亡くなったそうだ。95歳。
死ぬまで彼は、経営学者・経済学者・社会学者であった。
⇒Google Newsでニュースを読む

そして、今日、googleから発表された新たなサービスのスタート。
ドラッカーと並ぶ20世紀の影響者である社会学者トフラーの『第三の波』が出てから20数年。この21世紀初頭に、新たな波が押し寄せていることを示しているのだろうか?

■Googleが紙の出版物への広告代理店業を開始、米国でベータサービス (CNET)
■Google Publication Ads (Beta)

新しい時代の幕開け。

Google Publication Adsを利用する広告主は、Googleが買い取った広告スペースから、ターゲットやキーワードによって広告主の商品やサービスと関連性の高い出版物を選択。広告主が画像とテキストを組み合わせて広告を製作し、プレビューしたのちに出稿する。

Site Target と同様の購買方法のようだが、この仕組みが普及し、複数のメディアを購入することができるようになれば、今現在、既存広告代理店が行っているメディアの最適化 Optimization 作業が相対的に無意味となってくる。

「googleがテレビまで進出することは無かろう?」と思うのは早計で、テレビでさえも相当の透明性を求められる時代になってきている。

■TVCM料、広告主が違えば格差2倍も 公取委が指摘 (asahi.com)

そして一方でこのニュース、
■公取委、グーグルなど違反なし リスティング広告で結論 (Business i)

googleが実施しようとしているサービスは、(企業からの)情報と(消費者が欲しい)情報をいかに適切に結びつけるか?であり、それに対してオークション形式+αの”透明性の高い”広告モデルとなっているのが特徴。なので、TVでさえも google と連携する日が来てもおかしくない( google を”検索サービス”の会社だともう思わないほうがよい。彼らは ”情報のマッチング”を生業とする企業である)。

今起こっているのは、連続的な時代の変化ではなく、トフラー的な言葉で言えば「断絶」さえありうる時代の変化であり、ビル・ゲイツでさえもその傾向に対して危機感を感じているようだ。


自分が得意だと思っていることに、溺れるな。物事の"本質"を鋭く透察する心を持て。

大きな変化がおきたときに、最も危険なことは、「変化そのもの」ではなく、「今までと同じ方法で行動する」ことである。

P.F.Drucker


参照:今読んでおくべきドラッカー(オススメ順)
『断絶の時代―いま起こっていることの本質』
『ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる』
『すでに起こった未来―変化を読む眼』
『ポスト資本主義社会―21世紀の組織と人間はどう変わるか』
『歴史の哲学―そこから未来を見る』
『明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命』
『変革の哲学』
『挑戦の時―P.F.ドラッカー・中内功 往復書簡〈1〉』
『創生の時―P.F.ドラッカー・中内功 往復書簡〈2〉』

参照:今読んでおくべきトフラー
『第三の波』
『文化の消費者』

あと、もう一冊、今読んでおくならこれです(頭の一章だけでもいいから)。