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メディアと広告とマーケティングと。

どこでも見れる、は、TV2.0の一要件

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■ノバック、「どこでもTV for Skype」発売--Skype経由で外出先からテレビの視聴が可能に (CNET Japan)

意外とこのニュースが、広告・メディア業界系ブログで話題にならないので、エントリをアップ。

ほとんど知られてないのですが、Web2.0大流行前に 2004(だったとおもう)年の ad:tech で "TV 2.0" というのが提唱されていました。こちらは Web2.0 よりも至極明快な定義がなされており、"anywhere(anyplace)"と"anytime"の両方が実現されたテレビのことを指します。

で、ここで「ワンセグってそうじゃん!」って思われる方、いらっしゃるかもしれませんが、ワンセグは実は "anywhere(anyplace)"しか実現してません。というのは、「どこでも(今流れている)番組が見れる」ということに過ぎないから。

"anytime"のほうの要素には、time-shifting 時間差視聴の要素が入ってきます。

つまり、「今流れている番組だけでなく、家に取りためた番組をもどこでも見れる」ということが、"TV 2.0"なわけです。

そういった点で、この Skype と TV の蜜月は、TV 2.0 =新しいテレビの時代の萌芽かもしれないと思ったりするわけです。

他にも、Slingbox SONY の ロケーションフリー など、面白い製品が今後たくさん出てくることでしょう。

こうなったら従来型の視聴率がちょっと取り難くなると想定される一方、新しい視聴行動が増えるので“テレビ”との接触時間は増えるでしょう。でもそのときの“テレビ”は今のテレビではないので、きっと新しい概念 TV 2.0 が似合う。それが普及したら広告ビジネスはまた大きく様変わりするでしょうね。


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