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メディアと広告とマーケティングと。

すでにファンだからファンになるのか。ファンになったからファンになるのか。

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【調査結果】Facebookファンの顧客価値の高さとその重要性 « INFOBAHN.

この調査が本日ソーシャルメディアマーケティング業界を賑わせてますね。

さて、こうした調査結果を見る場合、気をつけなければならないことがあります。それは、Facebook上での「ファン」は、

もともとあるブランド・商品の「ファン」だったからFacebook上でも「ファン」になったのか、

あるいは、

Facebook上での「ファン」になって、あるブランド・商品の「ファン」になったのか

ということ。

今回の調査でも、「Non-Facebook fan」と「Facebook fan」の比較となっておりますが、そもそも、「なぜFacebook上でそのブランドのfanになったのか」ということがこれだけだと抜け落ちてるので、正確な評価はできないと言っていいでしょう。

つまり、「Facebook fan」に対して、「なぜFacebook上でそのブランドのfanになったのか」という質問をし、その答えが「すでにそのブランドの購買者である」とか「すでにそのブランドのファンである」という比率が高かった場合、それは「Facebookによって作られたファン」なのではなく、「Facebookによって可視化された顕在顧客」と言えるのではないかと。

これは以前から方々で言ってる話だけれども、

Facebookは、顕在顧客の可視化

に、最適であって、その結果、ブランドに対して好意度が高いコミュニティができあがるため、

顕在顧客の周囲の人々を潜在顧客化

する、と考えたほうが間違いないのでは?と。

と、ココまで書いたところで、しばらく前に、とあるパネルディスカッションに参加した際に、某コミュニティやらソーシャルメディアで少し有名な会社の社長が、同社で請け負っている某企業のコミュニティに対し、「そのコミュニティのメンバーは、メンバーでない人と比べて購買率が数倍高い」とおっしゃってて、「それって、もともとコミュニティの場合はそのブランドに興味がある人が集まるからじゃないの?」と突っ込んでみたところ、適切な回答が戻ってこなかったことを思い出しました。もしかしてこの業界自体、そうした妥当な調査の仮説と設計、結果の解釈について疎いのでしょうか?それともたまたまこちらの質問の真意が理解されなかったのか。。。 

※その後、書いた記事がこちら

いずれにせよ、あらゆる調査は一度疑ってみたほうがいいですね。

で、結果としてそれが妥当なのかどうかという判断をすることは、マーケティングやビジネス開発に関わるものとして、当然のふるまいだと思います。