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メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

書籍紹介

「ファン」が先か、「お客さん」が先か

David Meerman Scott が来年1月に新刊を準備中らしい。 Fanocracy: Turning Fans into Customers and Customers into Fans (English Edition) 作者: David Meerman Scott,Reiko Scott 出版社/メーカー: Portfolio 発売日: 2020/01/07 メディア: Kindle版 こ…

社会情報大学院2019年度高広ゼミ前期第二回にての参考図書

第二回授業内で挙げたトピックスについての参考図書。 ユクスキュル『生物から見た世界』 https://amzn.to/2K47noV佐々木正人『新版アフォーダンス』 https://amzn.to/2K1VTlMエドワード・レルフ『場所の現象学』 https://amzn.to/2K7HJPWイーフー・トゥアン…

書籍からのセレンディピティが少なくなることを防ぐために  

いかなる書籍であっても、書き手や編集者の手によってまとめられた情報が詰まっているし、また写真集や絵本、ポップアップブックなどは活字だけでは起きないような驚きや発見を与えてくれることがある。 昔は大型書店なんてそうそう無かったし(書店と言えば…

コトラー大先生の新著『Marketing 4.0』を速攻読んでみた。

コトラー先生の新しい本、その名も『Marketing 4.0』が出た。 Marketing 4.0: Moving from Traditional to Digital 作者: Philip Kotler,Hermawan Kartajaya,Iwan Setiawan 出版社/メーカー: Wiley 発売日: 2016/11/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブ…

マーケティングという「圧力」

一部では知られた若手社会学者の西田亮介(東京工大所属)が、新たな本を出すようです。 タイトルは『マーケティング化する民主主義』ということになってますが、実際には「マーケティング」の本ではなく、政治とメディアと民主主義の内容です。 マーケティ…

コンテンツマーケティング界のカリスマ Joe Pulizzi の新刊が、いろんな意味で気になる。

Joe Pulizziといえば、Content Marketing Instituteの代表であり、2009年に出した、"Get Content Get Customers: Turn Prospects into Buyers with Content Marketing"以降、コンテンツマーケティング業界のカリスマであり、もっと有名な伝道師である。 その…

日本の戦略PR界隈が面白いのと出版PRと、真面目に学びたい人のためのおまけ。

戦略PRという言葉の雄でもあったインテグレートの藤田さんが、転向をしたのか、あるいは「戦略PR」という言葉を使ってビジネスをしていくが厳しくなったのかはよくわかりませんが、アドタイに上記のような文章を書いてますね。 近々『リアルマーケティング』…

遂に出た!というか出てた!ネイト・シルバーの"The Signal and the Noise"の邦訳版『シグナル&ノイズ』

世の中、大量のデータから予測をするのは大変です。 で、昨今ではビッグデータという魔法のような言葉が生まれています。。。実は僕は昨今のビッグデータの話には懐疑的です。 それは多くの人が、「シグナル」と「ノイズ」の問題について語ることがないから…

サイトを企画する時に考えたい、4つのポイント。

■サイトを企画する時に考えたい、まず4つのポイント。 Webサイト、特にブランディングサイト、スペシャルサイト、キャンペーンサイトというものを企画する時に気をつけたいこと。 Google勤務時代はさすがにそういう仕事はなかった訳ですが、博報堂、電通、…