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メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

コミュニケーションプラニング/コミュニケーションデザイン

いいペルソナ、悪いペルソナ〜高広流ペルソナの作り方

「ペルソナ」とか「カスタマージャーニー」とか。 Googleで検索をすると色んな会社や人が「効果的な作り方」などのHow-Toコンテンツを公開してますよね。 で、みなさん参照していらっしゃると思います。 やり方は人それぞれでしょう。 例えばこうこうこうい…

「ファン」が先か、「お客さん」が先か

David Meerman Scott が来年1月に新刊を準備中らしい。 Fanocracy: Turning Fans into Customers and Customers into Fans (English Edition) 作者: David Meerman Scott,Reiko Scott 出版社/メーカー: Portfolio 発売日: 2020/01/07 メディア: Kindle版 こ…

「2歳児に飴玉をあげるな!」とコミュニケーションプラニング

山口で二歳児が行方不明になり、警察や消防etcが捜索していたものの発見できなかったところ、大分から出てきた78歳のスーパーボランティアおじいちゃんがあっという間に救助したという出来事。 abematimes.com 発見→歓喜、というところから一巡して、このス…

「インサイト」って何? それは「潜在的ニーズ」の話でもなく、単なる「消費者理解」の話だけでもなく。

Facebook上のとある壁で、「インサイトと潜在的ニーズって何が違うの?」という一言ではじまった議論が盛り上がっている。 そこでは色んな人が色んな私的定義を書いているが、それぞれに色んな意見があって面白いなと思う反面、なぜそのような事が起きている…

”新聞”というものの媒体ポジションを活かした広告のやり方を、ベッキー採用の宝島の日経30段広告から考える。

日経に30段広告として掲載されたベッキーの新聞広告をきっかけに、メディアプランニングとコミュニケーションプラニングのあり方を考える。特に「メディア環境」という考え方について。

「データマーケティング」という言葉が嫌いだ

僕は「データマーケティング」という言葉が嫌いだ。 嫌いな理由を上げると、 1)そもそもマーケティングに「データ」を使うのは当然だろ? もちろん「データマーケティング」という言葉が今もてはやされるのは、デジタルマーケティングの普及、そしてその背…

ホンダの、ホンダらしいコンテンツマーケティングが素晴らしい。

今年の5月よりほぼ一ヶ月に一本の割合で本田技研工業のYouTubeチャンネルにアップされている「Honda原点コミック」が素晴らしい。ついに来月9月でエピローグを迎える。 もともとはこの動画は小学館から出ていた『本田宗一郎 本伝』という漫画であり、僕自…

あのプロジェクトについて残念に思ったこと(個人的感想のピン止め

情報源: Here’s That Lexus Hoverboard Finally in Action 凄いプロジェクトだなと思うのと、ああやっぱりね、というがっかりの両方。 hoverboardから煙のようなものが出ている時点で、液体窒素使った超伝導実験か?と思ったけどやっぱりそうだった。浮いて…

Self-educating buyersという言葉を聞いたことはありますでしょうか?

おはようございます。 Self-educating buyersという言葉を聞いたことはありますでしょうか? 米国のマーケティングエージェンシーのファンダーであるTom Martinが、「今の時代はお客さんを教育し、説得する時代ではなく、お客さん側が購買前に自らを教育し、…

コンビニドーナツ戦争から考える、パッケージの重要性

しばらく前のエントリーでも書いた("競争は価格だけで起こっているのではない。消費者が買うのは「商品」では、ない。"が、コンビニ界隈でドーナツ戦争が巻き起こってるのは知られているだろう。すでに食べてみた人も少なくないかもしれない。 非常にニュ…

人々がつながるためのマーケティング〜Tribal Marketing 再考

"tribe"とは、血縁地縁などでつながる「部族」のことを指す言葉だったけれでも、今から10年ぐらい前に、いわゆるデモグラフィックなターゲットセグメントからの脱却として、ある趣味、興味関心で集まる人々の集まりを表す言葉としてマーケティングの世界に使…

コンテンツ化する広告へ

老舗広告代理店、BBDOの中で新たな動きが。 ■BBDO Appoints Content Director (Adweek.com) NYのBBDOが、exective director of content として、映画プロデューサーを招聘。Brian DiLorenzo がその人。 これはきっと、プロダクトプレイスメントとかブランデ…