mediologic

メディアと広告とマーケティング、そしてサービスデザイン。

”新聞”というものの媒体ポジションを活かした広告のやり方を、ベッキー採用の宝島の日経30段広告から考える。

日経に30段広告として掲載されたベッキーの新聞広告をきっかけに、メディアプランニングとコミュニケーションプラニングのあり方を考える。特に「メディア環境」という考え方について。

パブリッシャーは本当に「分散化」に向かうべきなのか?

以前より「分散化」というキーワードがメディアビジネスに使われているのは非常に違和感を持って聞いています。実際は、コンテンツの分散配信、つまり、配信先を拡げることによってコンテンツのリーチを増やすということでありますが、英語にはない「キュレ…

「検索離れ」の原因は、単にソーシャルメディアの普及だけじゃないと思う。

少し前にこういう話が出て、若者の検索離れが話題になりましたね。 jp.techcrunch.com で、ソーシャルメディアを使って他の人のナマの声を聞いたほうがリアルだ、とか。 実際には、AdWordsの売上が相変わらず好調だったりするのを見ると、検索はオワコンなん…

「デジタルマーケティング」とは何か? 「デジタル」は「マーケティング」をどのように変えるのか?

寄稿文の紹介です。 一橋大学国際企業戦略研究科の藤川先生と共同執筆で、一橋ビジネスレビューにて『デジタルマーケティング』というテーマで文章を寄せています。 一橋ビジネスレビュー 2016 Autumn(64巻2号) [雑誌] 作者: 一橋大学イノベーション研究セン…

「データマーケティング」という言葉が嫌いだ

僕は「データマーケティング」という言葉が嫌いだ。 嫌いな理由を上げると、 1)そもそもマーケティングに「データ」を使うのは当然だろ? もちろん「データマーケティング」という言葉が今もてはやされるのは、デジタルマーケティングの普及、そしてその背…

なんでわざわざ「日本語」にしたがるのか。訳すことと理解することは違うと思うんだがな。

日本でわかりにくい、というか訳しにくいマーケティング・広告業界用語、例えば engagement とか addressable とかもしかすると interactive なんかもそうかもしれないけど、そういう言葉に出会った時に、それらの言葉を英語表記、ないしはカタカナ表記のま…